お盆の3日間、郡上八幡でゆずるはのお店を開きました。
前回のお店では、商品を手に取ってもらうためのディスプレイが課題でした。
今回は、すぐに身につけてもらえる小物を増やし、什器も工夫して、少し立体的に商品を並べました。
そのおかげか、去年よりもたくさんの方が足を止めて、商品を手に取ってくださいました。
お店を開ける準備をしている途中、まだ暖簾を出している最中にも、さっそくお客様が。
「えっ?もう?」
と、3人でワタワタしながらのスタートでした。
その後は、ずっとお客様がいるわけではなく、しばらく誰も来ない時間もありました。
それでも、去年に比べると、作品を手に取って見てくださる方が本当に増えました。
ヘアクリップやつまみのクリップは、初日にほぼなくなってしまい、慌てて追加で作ることに。
もともとたくさん作れるものではなかったので、これは嬉しい誤算でした。
初日にたくさん買ってくださった方が、翌日また来てくださったこともありました。
気に入ってもらえたんだなと思うと、嬉しかったです。
私はお店では、どちらかというと裏方にいることが多かったのですが、そこから聞こえてくるお客様との会話も、とても興味深いものでした。
振袖のリメイクを見ていたお客様が、
「娘の振袖、もう着ないから、パンツとワンピースにリメイクして親子でお揃いで着たいな」
と話されていました。
ショップカードを持って帰ってくださって、「またホームページを見てみます」と言ってくださいました。
お客様からいろいろな話を聞くと、次の課題やアイデアが見つかります。
「こんなリメイクもいいんだな」
と、私たちが考えていなかったことを教えてもらえるのも、お店に立つ楽しさの一つでした。
ヘアクリップを見て迷っているお客様から、
「ここにあるだけですか?」
と聞かれたこともありました。
違う柄が欲しかったそうで、買っていただくことはなかったのですが、気に入ってもらえたこと、そして「もっと見たい」と思ってもらえたことが嬉しかったです。
そして、今回もう一つ心に残った出会いがありました。
ワークショップのサコッシュ作りに挑戦してくれた、若いお二人です。
とても楽しそうに作ってくれて、終始ニコニコ。
ゆずるはのことも気に入ってくださって、
「初めて郡上に来て、このお店を知れて嬉しい」
と言ってくれました。
その言葉が、なんだか眩しくて、ちょっとくすぐったくて。
私たちが作ったものや、この場所での時間が、思いがけない人のところまで届くんだなと感じました。
今回のお店では、作品を見てもらうだけでなく、たくさんの人と出会い、いろいろな話をすることができました。
そして、私たち自身にも変化がありました。
去年は3日間ずっと3人でお店にいました。
今年は、少しずつ交代で抜けて、それぞれ家族との時間も作りました。
ゆずるはを続けながら、自分たちの暮らしも大切にする。
それも、無理なく続けていくための第一歩だったと思います。
3日間を終えて、もちろん疲れました。
でも、終わってみると、
「もっとやりたいな」
と思いました。
時間や場所、資金のことを考えると、すぐには難しいけれど。
いつかお店を持って、作業をしながらお客様を迎えられたら、きっと楽しいだろうな。
今回のお盆のお店で、たくさんの方にゆずるはを知っていただきました。
そして私たちも、たくさんのことを教えてもらいました。
これからどんなことができるのか。
今回いただいた声や出会いを、次のものづくりにつなげていけたらと思っています。
お店に足を運んでくださった皆さま。
作品を手に取ってくださった皆さま。
ワークショップを楽しんでくださった皆さま。
本当にありがとうございました。
3日間、とても楽しい時間でした。
作品の一覧は、オンラインショップ(BASE)でご覧いただけます。
制作の日々は Instagram でも綴っています。
時を結ぶ ゆずるは郡上

