お盆の郡上八幡で、ゆずるはのお店を開きました。
来てくださった皆さま、作品を手に取ってくださった皆さま、そして私たちの作品を選んでくださった皆さま。
本当にありがとうございました。
お店を終えて、少し時間が経った今、改めて思うことがあります。
最初は、やっぱり「売れたらいいな」と思っていました。
去年よりたくさんの人に来てもらえたらいいな。
作ったものを買ってもらえたら嬉しいな。
そんな気持ちは、もちろんありました。
そして実際に、売上は去年の7〜8倍になりました。
私たちにとっては、本当に大きな成果です。
もちろん、とても嬉しかった。
でも、それ以上に心に残ったことがありました。
自分が作ったものを選んでもらえるって、こんなに嬉しいんだ。
私が作った小物たちは、
「こんなのがあったら喜んでもらえるかな」
「浴衣に合わせたら、きっとかわいいだろうな」
「これは私も欲しいな」
そんなことを考えながら、試作を重ねて作ったものです。
形にしてみたら思ったようにならなくて、作り直したものもあります。
そんなふうにして、ようやく出来上がった作品を、お客様が手に取ってくれる。
「わっ、かわいい」
と言いながら見てくれる。
そして、笑顔で選んでくれる。
その姿を見ていると、なんとも言えない嬉しさが込み上げてきました。
一人や二人ではありません。
本当にたくさんの方が、私たちの作品を手に取って、選んでくださいました。
なんだか、今までやってきたことが報われたような気がしました。
そして、もう一つ嬉しかったことがあります。
「また来年も来ます」
そう言ってくださったお客様がいました。
昨年来てくださった方からは、
「Instagram、チェックしています」
と言っていただいたことも。
その時は、驚きと喜びでいっぱいでした。
めちゃくちゃ嬉しかった。
私たちのことを覚えていてくれる人がいる。
作ったものを楽しみにしてくれる人がいる。
そう思うと、なんだか不思議な気持ちになります。
でも、時間が経つにつれて、少しずつ別の気持ちも出てきました。
「ちゃんとやらないとな」
という気持ちです。
楽しみにしてくれる人がいるなら、その気持ちにも応えたい。
もちろん、無理をして頑張り続けるということではなくて。
いただいた嬉しい気持ちを、これからのものづくりの力にしていきたいと思うようになりました。
ゆずるはを始めた時には、こんなふうに誰かに楽しみにしてもらえるなんて、考えていませんでした。
ただ、着物を新しい形にして、誰かの暮らしの中でもう一度使ってもらえたら。
そんなところから始まった活動です。
それが今では、
「また来年も」
と言ってくれる人がいる。
Instagramを見て、私たちの活動を気にかけてくれる人がいる。
もしかしたら私たちは、ほんの少しだけ、誰かの日常に暖かさを添えられる存在に近づいているのかもしれません。
そう思えたことが、今回のお盆のお店でいただいた、一番嬉しい贈り物でした。
改めて、来てくださった皆さま。
作品を選んでくださった皆さま。
ワークショップを楽しんでくださった皆さま。
そして、ゆずるはを覚えていてくださった皆さま。
本当にありがとうございました。
これからも、誰かに「これ、いいな」と思ってもらえるものを、一つひとつ作っていきたいと思います。
作品の一覧は、オンラインショップ(BASE)でご覧いただけます。
制作の日々は Instagram でも綴っています。
時を結ぶ ゆずるは郡上
